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『人体=画家のための描写法』(ジョン・H・ヴァンダーポール)



闇雲に人体のデッサンを繰り返しても、得るところは少ないです。まずは本書のような、美術家のための人体解剖学の書籍で人体の構造や形状の特徴を把握して、《どこを見るべきなのか目を養ってから》人体デッサンに取り組んだ方が良いでしょう。

本書はコンパクトですが1冊丸ごと人体の描写のためのアイデアやヒントに満ちています。ビジュアル中心ではなく、言葉中心なのが面白いところです。一部、文章表現が(翻訳が?)難解なところがあり、パズルを解くような作業が必要になりますが、本書の場合、それが却って“丁寧に読み込ませる効果”をもたらしています。ちなみに、何度読んでも分からない部分は、とりあえず、そのまま放置しても構わないと思います(私も「時間をおいて読み返してみよう」と思ってます)。

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