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書籍『はじめの一歩を踏み出そう』

『はじめの一歩を踏み出そう』(マイケル・E・ガーバー 著、原田喜浩 訳、世界文化社)

を読みました。対話形式で読み易かったです。スモールビジネスに必要なことがコンパクトにまとまっている良書だと思います。

要は「経営者が現場にいなくても、収益の上がる仕組みをつくろう」(訳者あとがき)。そのためには、「職人」的な考え方だけではダメで、「起業家」「マネージャー」としての取り組みも必須である ── として具体的に語られていきます。たしかに納得できる部分が多かったです。
ただ、「誰でも出来る」の反対の道を行く、オリジナリティの要求されるコンテンツ業界においては、そのまま適用できないことも少なくありません(マニュアル化できない部分はどうするのか?とか…)。もちろん、重なる部分も多いので、大いに参考にはなるのですが、教条主義的に盲信しないように、批判的に読む必要があると思いました。

以下、気に入った言葉(意訳を含む)を幾つか紹介しますが、本書は通しで読んだ方が良く頭に入ると思います。

・スモールビジネスであっても、名もない会社の頃から、一流企業のように経営せよ。
・(純粋な)職人タイプの人は、他の人が経営する会社で働くべき。
・起業の目的は、仕事から解放されて、他の人たちのために仕事をつくりだしてあげること。
・事業は拡張していくもの。そのうち仕事量が限界を超える。そこで決断が迫られる。
・「事業を縮小する」ことを選んだ会社は、経営者が変化を受け入れようとしなかったということ。
・はっきりとした顧客像を持たないと、どんな事業も成功しない。
・戦略的目標には人生設計という視点が含まれている。
・将来の売上げが予測できないとき、そもそも不可能なのだから、ないよりはマシと割り切ればよい。
・社員が2人しかいなくても、組織図をつくり、各部門に担当副社長を立てておく。
・知識や経験をフル活用して、未知のものに取り組むことが事業。新たな挑戦があるから成長がある。
・マーケティングにおいては、あなたが望むものよりも、顧客が望むものの方が大切。
・IBMのターゲット顧客には、濃いブルーが強い訴求力を持つ。
・ハードシステム(店舗)とソフトシステム(コミュニケーション)と情報システム(データ収集と分析)。

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