FC2ブログ

7年目の MacBook Pro 15インチ(Mid 2010)を 3万5千円(1TBのSSDとバッテリー)で延命する

私のメインマシン MacBook Pro 15インチ(Mid 2010、Core i7-2.66GHz)ですが、使い始めてから満6年が過ぎ、ついに7年目に突入しました。

約4年前に「SSD化とメモリ増量」を行い、それ以降は快適な環境を楽しんできましたが、最近、以下の3問題が浮上してきました:
(1) MacOS X 10.6 に非対応のソフトが増えてきた。
(2) SSDの残量が心配。
(3) バッテリーの劣化。

少々解説しますと ───
(1) MacOS X 10.6(Snow Leopard)は高速かつ堅牢なので、本体購入直後から現在まで、気に入って使ってきましたが、さすがにもう限界です。Google Chrome をはじめ多くのアプリケーションやユーティリティで非対応になってしまいました。ネットバンクにアクセスする際に、ウェブブラウザのバージョンが限定されている銀行もあり、そのためにもOSのアップデートが必要です。
(2) 約4年前にSSD化しましたが容量はHDD時代と同じ 512GB でした。最近デジタル一眼レフカメラを購入したのですが、高解像度の(つまり、ファイルサイズの大きな)画像が増えてきてこともあり、このペースでは、近いうちに何らかの対応が必要になる(なら、今、対策してしまおう)と考えました。
(3) 6年間も同じバッテリーを使い続けるのは、その寿命を考えると、あまりよろしくないですね。1〜2カ月に1回、何の前触れもなく突然、電源が落ちてしまい、バッテリーが残量0%から再充電を始めている、なんてこともありました。また、バッテリーの物理的な形状も膨らんでしまい、その裏側にあるトラックパッドのボタンが押せなくなるという、笑うに笑えない状況になっていました。

解決策としては、
(1) 比較的評価の高い OS X 10.11(El Capitan)ならアップデートしても良いな。0円。
(2) SSDを買い替える。TLC(Triple Level Cell)なら、1TBクラスで 3万円を切っている。
(3) バッテリーも買い替える。古い機種だし、サードパーティー品で良いだろう。6千円台。

というわけで、以下、改造レポートです。
((参考にされる方は、各自の責任において作業して下さい))


(1) まず、512GB のSSDのまま、MacOS X 10.6(Snow Leopard)に、OS X 10.11(El Capitan)を「重ね書き」しました。本当は「クリーンインストール」が望ましいのですが、既にインストールされているアプリケーションもユーティリティも大量にあるので、その再設定の手間を考えると、まずは「重ね書き」で様子を見て、もし致命的な問題が出たら改めて「クリーンインストール」しようという方針で進めました。
結果的には、これで正解! 運良く、これまで特に大きな問題は発生しておりません。OS X 10.11(El Capitan)にしたら Premiere Pro CS5 が動かなくなった(古いので、Adobe もサポート外を宣言している)のが、唯一の困ったことですが、これは別の手段で解決します(後述)。
なお、OSのアップデート作業の前には、2台の外付けHDDに各々 Time Machine でバックアップを取り、万全の体制で臨みました。片方のHDDが壊れていることも考えられますので…。

【余談】出始めの頃は色々と叩かれていた El Capitan ですが、OS X 10.11.5 がリリースされていたので、それなりにバグフィックスはされているだろうとの判断もありました。そして、そろそろ次のOSが発表されるのでは?という予測もあったので、少々急いでアップデート作業をしました。実際、WWDC で macOS Sierra が発表され、開発プレビュー版の提供が開始されたためか、ネット経由のOSのアップデートに異様に時間が掛かるようになってしまいました。WWDC の前の週に作業しておいて良かったです(笑)。


(2) SSDは、SanDisk SSD UltraII 960GB SDSSDHII-960G-J26

を選択。ドスパラにて、28,200円(税込)で購入。

具体的な作業手順は、 前回 と同じです。ただし、パーティションを1つではなく、2つにしました。1つ目は言うまでもなく OS X 10.11(El Capitan) 用です。2つ目には MacOS X 10.6(Snow Leopard)をDVDから「クリーンインストール」しました。Premiere Pro CS5 を使うためです。つまり、普段は 10.11 にして、時々10.6 にするという運用です。新OS側から旧OS側はマウントできるのですが、その逆ができないのが残念。共有したいファイルは、外付HDDに入れておくのが良いかもしれません。ちなみに、Option キーを押しながら Mac を起動することで、OSを選択できます。

1つ目のパーティションについては、OS X 10.11(El Capitan)にした後の Time Machine のバックアップから書き戻せば良いと思っていたのですが、ここで問題発生! なんと、2台のHDDともに、同じ場所で「復元に失敗」というエラーメッセージを出して終了してしまいました。ログを見る限り全く同じ場所なので、コピー元の 512GB のSSD上に何らかのトラブルが発生していた可能性が高いです。
仕方なく、MacOS X 10.6(Snow Leopard)の最後のバックアップ(残しておいて良かった!)から書き戻して、先ほどと同じ手順で OS X 10.11(El Capitan)を「重ね書き」しました。二度手間になってしまいましたが、仕方ありません。結果的に、希望する構成となりました。


(3) バッテリーの交換ですが、まずは、新品のバッテリーを購入する必要があります。
【ロワジャパン社名明記のPSEマーク付】 MacBook Pro 15シリーズ 対応 の A1321 661-5211 661-5476 互換バッテリー

を Amazon にて購入(税込 6,450円)。純正品よりも容量は少なくなるようですが、ほとんどデスクトップ機として使っているので、問題ありません。

バッテリーが膨れて、トラックパッドのボタンが押せない
バッテリーが膨らんだため、上がったまま押せなくなったトラックパッド。

ネジは3箇所
バッテリーの交換に必要なネジは、赤い○印の3箇所。「+」ではなく「Y」型なので、特殊なドライバーが必要です。

シールの下にもネジがある
一番左は、ネジの頭がシールの端に隠れています。

バッテリーのコネクタ部
バッテリーのコネクタ部。銀色のメス(基板側)と黒色のオス(バッテリー側)。オスには短いケーブルがついています。

バッテリー交換後
無事、バッテリーを交換できました。ネジの頭が弱く、潰れやすいので注意!

膨らんだバッテリー
これが、6年間使って膨らんだ純正バッテリー。盛り上がっているのが分かりますか?

トラックパッドのボタンが押せるようになった
バッテリーを交換したら、トラックパッドのボタンが押せるようになりました!


これで、すべての工程は終了しました。
掛かった費用は、SSD(税込 28,200円)とバッテリー(税込 6,450円)の 計 34,650円(税込)。

初代の Core i7 とはいえ、まだまだパワフルですね。MacOS X 10.6(Snow Leopard)と同様、OS X 10.11(El Capitan)もキビキビ動く、良いOSだと思いました。OSを変えただけで Dreamweaver CS5 の処理が速くなるなど、メリットも少なくありません。

部品を入れ替えることで延命できるのなら、本体を買い替えるのはもったいないと思います。
あと4年持たせて、10年選手を目指すぞ!?

コメントの投稿


秘密にする
HOME