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ストップモーション制作機材の紹介(補足)

前回の記事《約5千円のコマ撮りソフト「AnimaShooter/Capture」の使い方(入門編)》で紹介した撮影機材について、補足します。

まず、デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X4

ですが、液晶保護フィルムについて、書き忘れていました。

撮影現場では何が起こるか分かりませんので、付けておいた方が安心です。が、この機種専用に作られた製品、例えば

を買うと、サイズはピッタリ(上記の製品の場合、約70×50mm)ですが、高価ですよね。

そこで、代替できる製品を探しました。

私は、百均ショップ(ダイソー)で売っていた「new3DS用液晶保護フィルム」を使っています。new3DSは2画面ありますが、「下の画面」用のフィルムのサイズが約68×51mmなので、少しずれますけど、ほぼ同じ。液晶画面本体(表示部)は完全にカバーできますし、実用上は全く問題ありません。
new3DS用液晶保護フィルム
もちろん、100円です!(写真をクリックで拡大。以下、同様)

EOS Kiss X4 本体の使用感について。当初は、背面の液晶ディスプレイが可動式ではないので、フレーミングに困ることもあるかな?と思ったのですが、AnimaShooter/Capture を使う限りは PCの画面で確認できますので、問題ありません。一般的な撮影では、(この機種の問題か、個体差かは不明ですが)AFの信頼性は低い(※)です。が、コマ撮り専用機のつもりで購入したので、MFでしか使いませんから、こちらもOKです。
※位相差AFを使うと、特に広角域でピントが甘くなることがあります(ピピッと「合焦」を伝える合図は速いんですけどね、合ってない… orz)。コントラストAFなら大丈夫なので、ファインダーで撮影するのではなく、LV(ライブビュー)にしておけば、一般的な撮影においても対応できると思います。

ISO感度は 1600 までは全く問題なし。3200 でも実用になりそうです。6400 からは盛大にノイズが乗ってきます。

次に、撮影に使用しているレンズ:シグマの17-50mm/F2.8

ですが、非常にコストパフォーマンスに優れたレンズです。キットの標準ズームレンズとは、明らかにランクの違う描写をします。

子ども向けの「アニメーション制作ワークショップ」では、画用紙の上に切り絵を載せて、少しずつ動かす──なんてことを良く行うのですが、画面の端に画用紙やテーブルの縁(ふち)の線が見えることもあり、レンズの歪曲収差の影響は無視できません。キャラクタをまっすぐ動かしているはずなのに、曲がって動いてしまったら、子どもたちも納得できないでしょう。

そこで、本レンズの歪曲収差について、簡易にチェックしてみました。以下、広角端から望遠端まで、同じ被写体(壁)を撮影しています。ただ普通に街なかの撮影でした(背後を通行人が歩いている…汗)ので、三脚は立てず、手持ちで撮影している点はご了承ください。カメラが若干、下を向いているので、あくまでも目安としてお使い下さい。

歪曲収差のチェック 17mm
17mm

歪曲収差のチェック 21mm
21mm

歪曲収差のチェック 25mm
25mm

歪曲収差のチェック 28mm
28mm

歪曲収差のチェック 35mm
35mm

歪曲収差のチェック 40mm
40mm

歪曲収差のチェック 50mm
50mm

焦点距離が 17mm ですと、はっきりわかる樽型の歪曲収差を確認できます。これは最終的な作品に残ると気になるレベル。でも、21mm あたりからは上手く補正されています。25mm 以上であれば、まず問題になることはないでしょう。こうした歪曲収差に関する心配りも、キットレンズとは格が違うと思います。

広角域でも歪曲収差が少ないと、その分、カメラを被写体に近付けることができるので、ワークショップ時のセッティング作業が楽になります(これは意外に重要なポイント!)。もちろん一般論としても、実際に「使える」画角の幅は広い方が、何かと有利ですよね。

最後に、LED照明装置について。私が購入したのは、以下の製品です。

LOE(ロエ) 定常光ライト LED 赤ちゃん・幼児向け アイケア ソフトライト 1000ルーメン ACアダプター付 1000B(税込7,980円)。

色温度の調整については、5500K と 3200K のそれぞれの強さをツマミで調整できるので、便利です。また、専用のACアダプタが付いている点も安心です。
フリッカーに悩まされることもありませんし、本製品の性能には充分満足していますが、「大は小を兼ねる」で、ワンランク上の光量を持つ 410B(税込12,960円)

にしておけば良かったかなと後から思いました。 2000ルーメンでも、この価格ですからね。2〜3台、揃えておけば、様々な使い方ができると思います。

ACアダプタ付きLED照明装置
実際に使用する時には、この写真のようにミニ三脚(私は金属製を使用)などで固定します。

これを機に自宅スタジオの天井照明もLED化したくなりました。リモコンで色温度の調整ができるタイプだと、さらに便利になると思います。良い時代になりましたね(笑)。

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