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型落ちした高級コンデジ PowerShot G9X。29,800円なら買いです!

私はどこへ行くときにも、コンパクトデジカメを携帯しています。スマホでは撮影できない写真を撮るためです。
愛用していたカシオの EX-FH100 のシャッターボタンの調子が悪くなったので、キヤノンの PowerShot G9X に買い替えました。

1インチの裏面照射型CMOSセンサーを搭載した高級コンパクトデジカメ。ビックカメラにてアウトレット品(展示品)を 29,800円(+税)で購入。すでに2500枚ほど撮られていましたが、外装に多少の傷がある程度で、特に不具合はなく、良い買い物をしたと思っています。G9X markII が出て、型落ちした今がチャンスかもしれません。

ズームレンズの焦点距離は 35mmフィルム換算で 28〜84mm(F2.0 - 4.9)と控え目ですが、ボディサイズが小さい(98.0×57.9×30.8mm、209g)ので許容できます。正直なところ、広角側が 24mmからだったら、もっと使える場面が多いのに…とは思います(これまで使ってきた EX-FH100 が 24〜240mm という使い易い焦点距離でしたから、なおのこと)。ただ、電源ONで即 28mm / F2.0 のカメラとして使えるのは(24mmよりは汎用性が高いので)シャッターチャンスには強いと言えるかもしれません。

望遠側は 84mmまでしかありませんが、意外にデジタルズームが「使える」ので、これが最後の決め手となり、購入を決意しました。これまで私はデジタルズーム大否定派でしたが、私がコンデジに求める望遠(換算 200mmクラス以上)の描写力は、実は「メモ程度で良い」と割り切っていたことに気付いたからです(しかし、メモ程度とはいえ、機能があるとなしとでは大違い!)。記録画質をSM2(2304×1536)にしておけば、最大望遠(デジタルで約4倍)でもプログレッシブファインズーム(画素の粗さが目立たないデジタルズーム領域)になるので、ある程度は安心して使えます。
※ちなみに、本格的な望遠撮影が必要な場合には、E-PM2 + 45-150mm / F4.0-5.6 を持ち出しています。

G9X作例:さくら
(84mm相当、f 4.9、1/200秒、ISO 125。クリックで拡大)

画質は非常に良いですね。解像度的にも階調的にも余裕のある描写というか、コンパクトデジカメというよりはデジタル一眼カメラに近い写りをします。厳密には、マイクロフォーサーズと比べても違いが分かる程度に画質の差はありますが、これは撮像素子の面積が約半分しかないので仕方ありません。それよりもこのボディサイズに1インチの撮像素子を詰め込んだことに価値を感じます。

「普段使い」ながら、作品づくりにも使える。一般的なコンデジやスマホとは明らかにレベルの違う写りをします。実際、アニメーション制作の際の素材の撮影にも良く使っています。階調も充分で、常時携帯していることの強みが生かせます(持っていて良かった、と思えることが何度もありました)。これは 1/2.3 インチの EX-FH100 時代には考えられなかったことです。コンデジはメモ専用で、作品制作(本編用の素材)には使えない、と思ってましたから。

高感度画質は、ISO1600 位までなら実用になります。絵作りはキヤノンらしい処理が施されています(エンジンは DIGIC 6)が、等倍で観るようなことがなければ、それほど嫌味ではありません。

G9X作例:階段
(28mm相当、f 6.3、1秒、ISO 1600。クリックで拡大)

バッテリーも小さい割には良く持ちます。USB端子から充電できるのもポイント高いです。この機能があるので、モバイルバッテリー

バッファロー BSMPB5201P2 も買いました(ヨドバシカメラで、1,820円)。スマホやPHSとも共用ですが、これ1つ持っているだけで安心感が違いますね。

操作性ですが、タッチパネルのユーザインターフェイスも含め、よく練られていると感じました。P(プログラム)モードの時に、リングが露出補正になっているのは実用的です。再生時の動作もキビキビしているので、これならビューワー代わりのスマホへ転送しなくても、G9X 単体で目的とする写真に素早くアクセスできそうです。

出張(撮影旅行ではなく、他の仕事で)するときに、ただでさえ荷物が多いのに、それらとは別に大きくて重いデジタル一眼カメラを持参するのは気が引けますから、余程のことがなければ常時携帯しているコンデジで、立ち寄った観光地などの撮影をしてきたのですが、やはり画質的には悲しい思いをすることが少なくなかったのも事実。でも、これからは違います。ズボンのベルトに付けたコンデジケースから G9X をサッと取り出せば、気分的には「超小型デジタル一眼」。各機能にアクセスしやすいので、Av(絞り優先)モードや Tv(シャッタースピード優先)モードで撮影することも多くなりました。

G9X作例:雨の花
(84mm相当、f 4.9、1/100秒、ISO 400。クリックで拡大)

そうそう、唯一「困ったな」と思ったのは、撮影距離の設定をしておかないと、割と頻繁にAF(オートフォーカス)に迷う点。フォーカスゾーンを「標準」にするか「マクロ」にするかは、人力で切り替えることが必要です。とても煩わしいですが、写りが良いから我慢しています(笑)。

【まとめ】
普段は、常時携帯できる高画質コンデジとして、趣味にも仕事にも活用する。撮影旅行では、標準ズーム域は G9X に任せて、望遠ズームを付けっぱなしにしたデジタル一眼(ミラーレス)とタッグを組み、レンズ交換せずに軽快な撮影を行う。そんな使い方ができるのも、高級コンパクトデジカメの良いところだと思いました。たった3万円の投資で、新しい世界が拓けたと感じています。

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