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液タブが壊れたので、Surface Pro 2 へ乗り換え

手描きアニメーション制作に欠かせない液晶ペンタブレットとして、ワコムの「Cintiq 13HD」を使ってきましたが、3年と数ヶ月で壊れてしまいました(板タブとしては使えるが、肝心の画面が「NO INPUT SIGNAL」としか表示されなくなった)。

メーカーの「修理料金概算」によると、液晶ユニット交換で 37,700円(税抜)。液晶自体はまだエラーメッセージが表示されているので、それ以外の主要部品が壊れているとして 28,000円(税抜)。3〜4万円の出費なら仕方ないか〜、と思っていたところ、メーカーから届いた修理見積もりには「64,800円(税込)」の文字が…。

約8万円で買った製品の修理代金が約6.5万円とは高すぎる。もう少し頑張れば、新品が買えてしまいそうです。外国製ならもっと安い製品もありますし、これを機に「修理」以外の手段についても幅広く検討してみることにしました。

結論的には、マイクロソフトの Surface Pro 2(Core i5-4300U 1.9GHz、RAM 8GB、SSD 256GB)

の中古を購入しましたが、これで正解だったと思います。

MS Office も ペンも付属していないのですが、本体の状態は悪くありませんでした。これで45,800円+税(=49,464円)なら買いです。作業に必須のペンについては、ASUS VivoTab Note 8 で使っている Bamboo Stylus feel CS300

を共用することも可能ですが、事務的なメモならともかく、長時間の描画作業にはつらいものがあるので、Wacom グリップペン UP-911E-02DD

をヨドバシカメラにて購入しました(税込 5,920円)。これは疲れにくくて、良いペンです。

さらに、簡易キーボード Surface Type Cover 2(米国版)

を 3,605円(税込)で購入。安すぎて心配でしたが、ちゃんと動作しました。

本体 49,464円、ペン 5,920円、簡易キーボード 3,605円で、合計 58,989円(税込)。
これで、旧式ではありますが、ワコムのデジタイザ(筆圧1024段階)が付いている「液タブ」が、修理代金 64,800円(税込)よりも安く入手できたことになります。しかも、頭脳部分である Core i5-4300U 1.9GHz、RAM 8GB、SSD 256GB まで付いてくる(!)ので、OS が Windows 8.1 であることを我慢できれば、かなり良い選択だと言えるでしょう。実際、メインマシンである MacBook Pro とこの Surface Pro 2 を並列で処理させることもあり、作業の可能性も広がった気がします。

使用上の注意ですが、ワコムの筆圧検知ドライバをインストールする際に、最新版ドライバ(ISD_DualTouch_7.3.4-28.exe)だと短い線の描画や点を打つことができないので、繊細な線を描くためには ASUS VivoTab Note 8 時代のやや古いドライバ(ISD_DualTouch_720-10.exe)にする必要がありました。

次に、Surface Pro 2 本体についての苦言です。ACアダプタからの電源供給の際にちょっとコネクタがずれただけで充電されなくなる(コネクタ先端の白い LED が点灯していることを常に確認すべし!)ということと、突然 Wi-Fi も Bluetooth も使えなくなることがあり、その対処には「ツーボタンによるシャットダウン」(←手順を暗記できない orz)という操作が必要になるという欠点は本当に残念です。これら2点を除けば、パワフルなのに適度にコンパクトで使い易い、素晴らしいマシンだと思いました。繰り返しますが、5万円未満なら “買い” ですね。

さて、本制作環境で最初に取り組んだ作品が、日本アニメーション協会のイベント Into Animation 7 のために制作した15秒アニメーション「How to divide it into 7 pieces? (7つに分けるには?)」です。

描画と彩色には、Adobe に吸収される前の Macromedia Flash を使用。編集作業には、Vegas Pro 14 Edit
(←これは Vegas Pro 13 Edit ですが…)
という安価な編集ソフトを使用しました(ソースネクストにて時々安売りをしていて、私は税込 5,378円で入手できました)。

余談ですが、最近、割と真剣に考えているのが、制作環境の「脱アドビ」化です。月額課金の Creative Cloud になってから、極力 Adobe 製品を使わずに制作することがコストの削減につながるのではないかと分析・予想しています。今回はテクスチャの作成と背景のレタッチ作業のため Photoshop(CS 時代の永久ライセンス版)を使ってしまいましたが、この辺も安価なソフトに置き換えることは可能になるのではないかと考えています。

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