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XH110G に Core i7-7700T と GTX 1050Ti を搭載した超小型自作PC

普段使いのリュックに入る極小サイズの筐体に、高性能CPUとミッドレンジのGPUを搭載したPCを自作する必要があり、Shuttle のベアボーン XH110G(幅200mm x 高さ78mm x 奥行250mm)をベースに組み立てたところ上手く行ったので報告いたします。
全体像
写真左下にあるのが本体。小さくてカワイイでしょう。Core i7-7700T、RAM 32GB、SSD 525GB、HDD 2TB、GTX 1050 Ti の構成で合計、約13.5万円(税抜)でした。

先にパーツリストを紹介します(金額は税抜)。
◎ベアボーン:Shuttle XH110G(27,593円)
◎CPU:Intel Core i7-7700T(33,778円)
◎RAM 32GB:Crucial CT2K16G4SFD8213 [SODIMM DDR4 PC4-17000 16GB 2枚組](26,980円)
 (+交換保証1,500円が無条件に付いてくるので、この代金に上乗せされる)
◎SSD 525GB:Crucial CT525MX300SSD4(16,580円)
◎HDD 2TB:Seagate ST2000LX001(10,880円)
◎グラボ:ELSA GeForce GTX 1050 Ti 4GB SP GD1050-4GERSPT(18,214円)
合計135,525円[税込146,365円] 《秋葉原のツクモさんで揃えました。2017.9.18 購入》

※(いつも書いていることですが)参考にされる方は自己責任でお願いいたします。

Shuttle の XH110G
(税込29,800円で購入)
は LGA1151 対応のコンパクトなベアボーンです。仕様上は TDP 65W までのインテルCPU(第6〜7世代)を使えることになっていますが、グラボを積む予定ですし、電源はACアダプタ(180W)なので、控え目に TDP 35W の Core i7-7700T
(税込36,480円で購入)
を選択しました。筐体が小さいので、発熱を抑えたかった、という目的もあります。でも、省電力タイプとはいえ、4コア8スレッドありますから、3次元CGのレンダリングなどの重い作業でも実力を発揮できるはず。

XH110G は PCI Express x16 スロットを1基搭載しているので、グラボを挿すことができるのが面白いですね(筐体の上蓋の直下に、平行して配置されるイメージです)。1 Slot タイプのグラボに限定されてしまうのですが、サポートリスト を見ると「INNO3D GEFORCE GTX 1050 TI (1-SLOT EDITION)」が対応しているとのこと。これは外見上も、スペック上(特に長辺のサイズ=211mm)も、「ELSA GeForce GTX 1050 Ti 4GB SP」
(税込19,671円で購入)
に良く似ています(OEMかしら?)。そこで、比較的入手しやすい後者を購入し、取り付けようとしたところ、
グラボ、ギリギリ入らない?
ん? ギリギリ入らないのか?? (冷や汗…!)

でも、一瞬、ケースの反対側を引っ張ると、
グラボ、ギリギリ入った!
無事、収まりました。但し、余裕は 1mm もありませんから、グラボに傷を付けないように、気をつけて入れましょう。

あとは一般的な自作PCと同じで楽だろう ── と思いきや、2.5 インチの内蔵 HDD を取り付ける時に底面の蓋が外れずに焦りました。
底面のフタを開けるにははスライドが必要
ネジを外した後、底面の蓋をネジ穴が隠れる位にまでスライドしても簡単には開かず、結局、ネジ穴と反対側の隙間にマイナスドライバ(に相当する工具)を差し込んで広げる必要がありました(個体差かもしれませんが…)。金属の工具でグリグリやると黒い塗料が剝がれるかもしれませんので、柔らかめの素材でできた工具で作業した方が良さそうです。

説明の順番が(実装の順番と異なり)前後しましたが、メモリ(RAM)は贅沢に最大容量の 32GB を積んでいます。
(税込29,138円で購入)
リアルタイムCG(GPU)の性能はそこそこでも構わないのですが、CPU の演算性能の方を重視しているためです。これだけあれば、大抵の用途で困ることはないと思います。

また、OS やアプリを中心にインストールするための SSD として、525GB の Crucial CT525MX300SSD4(M.2 type 2280)
(税込17,906円で購入)
を選択。インターフェイスは PCIe の方が速いのですが、発熱も大きくなるそうなので、SATA 6Gbps にして正解だったと思います。

HDD(2.5インチを1台、底部に内蔵できる!)はコストパフォーマンス重視で選びました。2TB で1万円強なら悪くないです。
(税込11,750円で購入)
容量的にも、とりあえず内蔵用として 2TB もあれば充分かと(必要に応じて、USB 3.0 で外付 HDD を増設することもできますし…)。

当初は、Linux を入れてテスト&運用していました。Blender などもキビキビ動きますし、快適そのもの!
その後、Windows 10 にして、FF XIV のベンチマーク を走らせてみましたが、以下のようなスコアでした。ご参考までに。
●画面解像度 1920×1080 の場合:
 「最高品質」で、7416(非常に快適)。
 「高品質」(デスクトップPC)で、8639(非常に快適)。
 「高品質」(ノートPC)で、10921(非常に快適)。
●画面解像度 1280×720 の場合:
 「最高品質」で、12379(非常に快適)。
 「高品質」(デスクトップPC)で、13009(非常に快適)。
 「高品質」(ノートPC)で、14319(非常に快適)。

CPU・GPUともにファンは常時回転していますが、ウェブ閲覧など負荷が軽い間は「とても静か」です。FF XIV のベンチマークを実施したときも、あまり気になりませんでした。しかし、Unreal Engine 4 の作業中に、耳障りなほどファンの回転数が上昇したことがありました。すぐに収まりましたが、用途によっては注意が必要かもしれません(まだ使い込んでいないので、詳細は不明です)。
なお、筐体の上部と左右に通気孔が空いていますが、稼働中はこれらを塞がないように気をつけましょう。

今回は XH110G を使った「ハイエンド構成」でしたが、部分的にスペックを下げて、コスパを向上させるのも良さそうです。

総合的に考えて、省スペース・省電力かつ高性能のPCが必要な場合に、選択肢の1つとしてオススメできると思いました。

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